2度と剥がれないタイルを目指して――「超低圧注入工法」

マンションの外壁タイルに「浮き」が出た場合、一般的には「アンカーピンニング工法」または「タイルの張り替え」が用いられます。しかし、これら従来の工法にはそれぞれ問題があります。

「アンカーピンニング工法」は、浮きの出ているタイルに穿孔し、中にエポキシ樹脂を注入する工法。エポキシ樹脂は高粘度の樹脂のため、注入口付近にしか樹脂が入り込んでいかず、なおかつ注入には高い圧力を必要とします。これらのことから、

  • 1. 樹脂が浮いた部分全体に行き届かない
  • 2. 高圧で樹脂を注入するため、内部圧によってかえって浮きが広がってしまうことがある
  • 3. 点で接着させることになるため密着力が弱く、耐用年数が2~3年と短い

という問題があり、完全な密着が果たせずにまたすぐに浮いてしまうリスクがありました。また、「タイルの張り替え」には、

  • 1. 色ズレにより補修箇所が目立つこと
  • 2. 浮いたタイルを撤去する音が大きいこと(騒音)
  • 3. 根本的な解決にはならず、再発する可能性が高い

といった問題点がありました。そこで、これらすべての問題点を解消すべく株式会社エスジーが開発したのが「超低圧注入工法」です。

超低圧注入工法の特長

アンカーピンニング工法の問題点を解決するためにエスジーが着目したのが、タイルの隙間に注入する樹脂。塗料メーカーと共同で流動性の高い低粘度のエポキシ樹脂を開発することで、浮いたタイルの隙間への素早い浸透と、超低圧での樹脂注入を可能にしました。

特長1.浮き全体に樹脂を注入

超低圧注入工法で用いるエポキシ樹脂は低粘度のため、空間への浸透性が高く、浮いた空隙に素早くかつまんべんなく広がります。しかも超低圧で注入できるため、タイルの浮きを拡大させてしまうリスクもなく、ピタリとタイルを貼り付けることが可能です。

特長2.どんな隙間にも注入可能

一般的に外壁は、下地モルタル、貼付けモルタル、タイルと複数の層でできており、浮きはこれらのすべての隙間で起こり得ます。エスジーでは、この問題も超低圧注入工法で一度に解決できるよう、専用の注入ピンを開発しました。専用注入ピンを使用すれば、上記のすべての隙間に同時に樹脂を注入することが可能。各層の浮き部分に素早く樹脂を浸透させます。

Pick Up!大きな浮きには「圧着注入工法」で対応!

アンカーピンニング工法ではタイルの浮きが大きい場合には対応できず、修繕の際は、浮いてしまったタイルを剥がして新しいものに張り替えるしかありませんでした。しかし、エスジーの圧着注入工法は、大きな浮きにも対応可能。専用の圧着金具を浮いたタイルの上から締め付け、隙間を調整しながら全体に行き渡るように樹脂の注入量をコントロールすることで、大きく浮いたタイルの確実に圧着。在来工法では難しかった高い密着度を実現しました。

Pagetop

東京近郊でのマンション大規模修繕なら特許取得の技術エスジーへお見積もりのご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ。